未来創造弁護士法人 Blog

東京と横浜にある法律事務所で日々奮闘する弁護士と事務局が、気の向いたときや機嫌のいいときに更新する事務所日記です。

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「新史太閤記(上・下)」 司馬遼太郎 (新潮文庫) ★★★

久しぶりに、歴史小説を読みました。
昔は、歴史小説というと、年寄り臭いと思っていましたが、いつの間にか、歴史小説が愉快に感じる年になったのですね。

思えば、読書に目覚めたのは21歳になった頃。司法試験に合格した頃です。
それまではあまり読書に興味がなかったのが、突如読書好きになりました。その後10年あまりの間に、700冊ぐらいは読んだと思います。

最初は、古典的な名作を読みました。自分の教養のなさ、常識のなさが恥ずかしくて。
夏目漱石芥川龍之介三島由紀夫から、ヘッセ、ドフトエフスキー、カフカに至るまで。
それから、感動できる本が好きになりました。
三浦綾子塩狩峠」、遠藤周作「深い河」、帚木蓬生「アフリカの蹄」、山崎豊子大地の子」、大崎善生「聖の青春」なんかが好きです。
最近は、「生きるって何だろう」って哲学的感傷に浸れる本が好きです。
宮本輝遠藤周作大崎善生が好きですね。キューブラ・ロスもいいです。

一時より読書量は減りましたが、感動できる本に出会いたい欲は衰えません。
お薦めの本があったら、是非教えてください。