弁護修習も3週目、諸先輩方がおっしゃるとおり、あっという間に過ぎていきます。
頂いている訴状や陳述書の起案等の課題も、弁護士を目指すにつきいい勉強になっていますが、それにもまして、法律相談に立ち合わせていただくと、家庭やビジネスの世界で生起している法律問題の一端が垣間見え、大変勉強になります。
ご相談に来られた方、臨席させていただき、ありがとうございました。
また、これからおいでになる方へ、修習生は法的義務として守秘義務を負っていますので、腹蔵なくご相談ください(三谷先生に)。
さて、私の日常的な弁護修習生活をお話しますと、おおむね10時ころに事務所に行き、法律相談の傍聴などさせていただいたのち、正午前に先生と外食しご馳走になり、のんびり喫茶しケーキなどを頂いています。
その後、事務所にもどって、起案をするなどし、5時半ころには帰途に着いています。
これで国Ⅰの初任給と同じ額を国からもらっているのですから、みのもんたあたりに知れたら、朝からズバッと税金ドロボーの謗りを受けることも免れないやに思います。
ただ、修習生のなかには、夜8時9時まで残っている人もいるようですので私がたまたま恵まれているだけだ、と、もんたに反論する余地もあるかもしれません。
先生と生活をともにさせて頂いていると、弁護士は、裁判官や検察官とは大きく違うなあと感じます。後二者は(およそ)個人の意志にかかわりなく仕事がどんどん振られてきますが、弁護士は自由業というだけあって、仕事をどうするかは個人の自由です。ただ、受けた仕事には大きな責任が伴います。
修習生がのんきに楽しめるのは、責任を(ほぼ)負わず、ただ自由な面を享受しているからかな、と思います。
今日は、過払い金返還請求の訴状を起案しているのですが、いかんせん能力不足で遅遅として進みません。
やはり、もんたの謗りを免れることはできないようです。
(修習生ryu)