「散歩のとき何か食べたくなって」 池波正太郎 (新潮社文庫) ★★★
ひとりで食べる食事は寂しいもの。弁護士が私ひとりだった頃は、昼食を外で食べることは少なかった。
初めての修習生Ryuちゃんが事務所に来て、毎日外に出るようになった。毎日初めての店を探検した。「うまい!」と思う店でも、「ん?」と思う店でもRyuちゃんは、「美味しいです!!」と笑っていた。かわいい奴だった。
長田弁護士を迎えて早4ヶ月。彼は、事務所にとって、なくてはならない戦力となっている。
そして、彼はなかなかの食通のようだ。Ryuちゃんと違って、「水のまずい店はダメだ」「珈琲はどうの」「蕎麦はどうの」と言っている。私は、毎日、彼を昼食に連れ出すのに緊張してしまう(笑)。
そんな彼の貸してくれた1冊がこれ。
彼は古本が好きというより、古い本が好きなようだ。
横浜市の弁護士 離婚 相続 交通事故は三谷総合法律事務所(法律相談随時)