感謝状
今年度も、母校慶應義塾大学で担当していた民法演習の講義が全て終了しました。大学の講義があると週の休みが1日減りますから、また新年度4月までほっと一息です。
大学の講義では、少しでも法律のおもしろさを学生達に伝えようと、一生懸命に準備し、工夫し、努力をしたつもりでいましたが、この度学生からはがきやメールが届きました。
このようなことがあると、1年の苦労が報われます。
恥ずかしながら、紹介させて頂きますね。
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三谷先生、1年間お世話になりました。
先生のなさる法律のお話はクリスタルのように明快だったことは言うにおよびませんが、何より秋学期の最初になさった先生ご自身のお話は感動しました。先生の授業を受けることができて、自分は何て恵まれているのだろうと思いました。クラスの女の子が「何でいい男は皆結婚しているんだろう?」とつぶやいていたのには嫉妬せざるを得ませんでしたが(笑)。
毎週の一番の楽しみだった授業がなくなってしまうのは寂しくてなりませんが、「大学時代に何かこれをやったと言えるものを残しなさい」という先生の言葉を胸に自分の信じる道を突き進もうと思います。
本当にありがとうございました。
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突然メールを差し上げて申し訳ありません。
どうしても一言御挨拶を申し上げたくご連絡いたしました。
いままで2年間、民法演習を御指導いただき大変ありがとうございました。
オリジナルの事例を用いた、普段聴いている授業の何倍も分かりやすい講義で毎週土曜日が楽しみでした。また、発表するときには、これまで人前で発表したことがほとんどなかった自分の未熟さを痛感すると共に、人に伝えられるように取り組むことのできる大変貴重な機会となりました。
そして最後の講義では、実務では単に問題だけに注目するのではなく、依頼主、金銭面等様々なことを同時に考えながら解決していくことを知り本当に興味深かったです。
来年からは人前で発表する授業も増えるので、三谷先生に習ったことを糧に勉学に励んでいきたいと思います。
1年生の頃から「土曜日は民法演習」と習慣になっていたので先日の講義で最後だと思うととても寂しい気持ちがします。
講義は終わってしまいましたが、また三田等でお会いできることを願っています。
お忙しい中長々と失礼いたしました。
改めて感謝申し上げます。
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こちらこそ、Thanks ! 学生たち!