郵便→電話→留守電→FAX→携帯電話→メール
1日の中で、メールの作成・送受信に費やす時間はどれぐらいありますか。
私の場合、1日平均50通前後のメールを受け取り、15通程度のメールを送信、費やしている時間は実に1時間ほどになるのではないでしょうか。
その昔、弁護士から依頼者への情報伝達手段は、郵便と電話しかありませんでした。郵便は時間がかかるし、電話は相手が不在だとつながりません。「これでいいですか」「それでお願いします」というたったこれだけのやりとりに4,5日かかったはずです。「やっぱりこうして下さい」「じゃあこうしましょう」が加わると10日かかります。
留守番電話とFAXができて、相手が不在でも瞬時に情報が送れるようになりました。
私が弁護士になった10年前はこの段階ですね。ちょうど携帯電話が普及しつつあり、外出中の依頼者ともリアルタイムで話ができるというのも画期的でした。
現在では、メールアドレスをもっていない依頼者というのは少数派になりました。メールも瞬時に情報を送れる上、ファイル形式で送信できるため、文書案に直接加除修正ができたり、写真などが遅れるなど、便利きわまりないのです。
もっとも、本当の打ち合わせは、やはり面接式です。実際に会ってお話ししなければ伝わらないニュアンスがあることは皆さんもご想像いただけることと思います。私の事務所でも、できるだけお会いして打ち合わせする時間をたっぷりとるよう心がけています。
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