生きるか死ぬか
偶然でしょうが、ここのところ訃報を受け、お通夜へ出席が続いています。
弁護士は人が生きるか死ぬかに立ち会うことはほとんどありません。相続、損害賠償、業務上過失致死など亡くなってからが出番です。毎日「イノチ」と接しているお医者さんは大変ですよね。
もっとも、弁護士も個人ではなく会社についてであれば生き死にかかわることがあります。社運をかけたプロジェクトだったり、破産や再生だったりですね。
私も今、この手の案件がいくつも重なっており、いつも以上に緊張したり、アドレナリンがでたりの毎日です。
人には必ず寿命があって最後はどんな医者にも手が届かないと同様に、会社にも必ず寿命があるというのが私の持論です。山一証券の倒産や今回の日本航空の破綻を見ても、寿命の長短はあっても不死身の会社はないことを実感します。
破産は会社のお葬式といえます。葬式にもお金がかかるように破産するにもお金がかかる、本当にお金がないと破産もできないという実情もあるのです。
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