歴史的ロマン!
ここのところ、弁護士からの依頼により、外国人の土地所有について調べているのですが、ずっと遡っていくと、私の中では歴史の教科書での出来事でしかなかった、「安政の五カ国条約」とか「日米修好通商条約」などが出てきて、タイムスリップ感覚を味わいながら、結構楽しく調査をしています。
そのような150年前もの資料も、今ではインターネットで閲覧できるんですねぇ。国会図書館貯蔵の公文書はマイクロフィルム化されていて東京まで行かなくとも閲覧できるとは、知りませんでした。歴史ある文書を現代技術で紐解く・・・なんて大げさではありますが、ちょっとしたロマンを感じる仕事です。
欲を言えば、これらが現代語訳されているともっといいのですけど・・・何が書いてあるのかを解読しているとあっという間に時間が経ってしまいます。
その調査の中で、明治時代のいわゆる六法全書にあたる「法令全書」を引き、その中に「内閣総理大臣伊藤博文」とか「内閣総理大臣東条英機」という名前がありました。
「本当に伊藤博文は存在したのね・・・」なんて当たり前の事に感動し、
「この法案を作成した頃は、まだ戦犯として裁かれるなんて思っていなかっただろうに」などと考え、
また歴史は続いているということを改めて実感致しました。
さて、今国会で成立した子ども手当法なども、150年後、どのような媒体を通してかはわかりませんが、私のような者が目にすることになるのでしょうか。
私も歴史の中で生きているんだ~と壮大な思いを抱きながら、古い文書の解読に勤しんでいる事務局Mでした(事務局M)
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