俊敏性、機動力、最小回転半径
真夜中に携帯電話が鳴った。
(誰だ?こんな非常識な時間に!)
時間を見ると、午後10時。非常識なのは自分の就寝時間だった。連日の寝不足がたたり、9時前に寝てしまったのだった。
電話の相手は、高校時代の後輩。急ぎ電話が欲しいと留守電。
彼は学生時代に起業した会社が上場するとか言っていたし、東京の大事務所が法律顧問についているはずだし、それなのに自分に電話してくるのはよほどの緊急な話か。
明らかに寝起きと分かる声でコールバック。
「明日相談にうかがいたい。明後日銀行に同行願いたい」と緊急すぎる話。話を聞いてみると、顧問弁護士からは忙しいからかあまり相手にしてもらえず、別の大手事務所は銀行との利益相反の問題があって断られたということであった。
何とか、他の仕事を押しのけて時間を作る。
東京の大手事務所ではなしえない機動力が発揮できることを実感する案件だ。
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