今、自分がすべきこと。今、自分にできること。
こんにちは。三谷です。
そのとき、私は、神奈川県労働局の労働紛争委員会のあっせん調停を終え、ビルから道へ降りたところでした。
体が揺らぎ、一瞬強風にあおられたのかと思いましたが、すぐに地震だと気づきました。交差点の真ん中にしゃがみ込みました。立っていられないほどの揺れというのを初めて経験しました。
なかなか収まらない揺れ。収まったので歩き始めると、また揺れているような幻覚が。
とりあえず事務所に戻りました。スタッフは無事で、被害は落下したお盆1枚で済んだようです。
しかし、テレビをつけると、そこにはまるで映画と見間違うような衝撃的な津波の映像。どれぐらいの被災者が出ているのか想像もつきません。
幸い、私は自宅にも大きな被害はなかったものの、普段通りの生活をすべきなのか、それとも何かをすべきなのか、考え込んでしまいました。
先ほど、スタッフ全員には以下のようなメールを送りました。
【件名】明日以降の業務について
停電もあるようですし、以下の通り無理は無用です。
①第一に自身の安全を最優先してください。無理は禁物です。
②第二に家族の安全と健康を気遣ってください。
③第三に身内や親戚、親しい友人などに助けが必要でないかを考えてください。
④第四に、それでも余裕がある場合には、仕事のことを考えましょう。職場の仲間で助け合って、自分たちのことを必要としている依頼者のために、今できることをしましょう。
⑤第五に、それでも余裕がある場合には、周囲のことを考えましょう。近所のためにできること、国家のためにできることを考えましょう。
いつでも通用する行動基準だと思います。
私は結局、いつも通り出勤することになりそうです。停電に備え、まずは、ノートPCの充電をしなければ。
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