避難所へ出張法律相談
本日は、神奈川県内の一時避難所へ、出張法律相談に行ってきました。
多くは福島県南相馬市、いわき市から避難されてきた方々で、20キロ圏内の避難指示地域の方、30キロ圏内の自主避難地域の方、その外の方と様々でした。
原発で爆発があった瞬間は20キロ以上離れたところでもすさまじい爆風を感じたそうで、窓ガラスが割れた家もあったとのことでした。テレビの報道では爆発の本当の威力は伝わっていないようです。
各家庭にヨウ素剤が支給されて避難を決意したという方もいらっしゃいました。
避難所では原則食料は支給されないため、当面の買い物をするための小口緊急融資制度を紹介したり、家に帰りたいけど帰れるかも分からない状態で借家の家賃を支払わなければならないのかとか、農業(稲作)をやっているが今年はもうだめなのでどのような補償を受けられるか、といった相談がありました。
また、30キロ圏外では4月から予定通り小中学校の授業が始まるとのことで、子供を連れて避難されてきた方にとっては、とどまるのか戻るのかという選択を突きつけられているのが現状です。
今後も、弁護士として、被災者をはじめとした困っている方々、あるいは日本の国のために、力になれることがあれば積極的に動いていきたいと思っています。
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