アップルが時価総額世界一になった理由(ワケ)
こんにちは、三谷です。
前回は
【日本企業】製品は故障するようなことはあってはならない
【米国企業】製品はたまには壊れることもあるけど、おもしろいからいいじゃん
とか
【日本企業】製品購入後の顧客に対するアフターケア、サービスも大切
【米国企業】製品安いからいいじゃん
というお話しをしました。
今回は、その続きで、都内にあるアップルストアまで「わざわざ」足を運んだ際の驚きについてお話しします。
①店内には顧客、店員とも大勢で、人がごった返しています。店員はネクタイどころか、クールビズともいえない青いアップルのポロシャツ。全員が20代か30代のようでした。
②行くと3時間後に改めて来いと言われたのは仕方ないのですが、店内には座るイスすらありません。トイレもないとのことで、「向かいのパルコのトイレを使ってください」と言われました。
③そして、何より驚いたのが、自分の番が来たときに、店員との話が「立ち話」だったこと。製品が故障してある種クレームをいいに来ている客を座らせないという発想は日本人にはないのではないでしょうか。
④アップルの端末を各自がもって、アポイントの受付、在庫の確認、アクセサリーの購入をする客にはその端末でバーコードを読み取るため、レジもなし。徹底した合理主義が貫かれています。
⑤それでも店員は日本人。皆優秀で、立ちっぱなしの仕事なのに精力的だし、聞かれたことには的確に答えるし、私が担当した店員も30歳ぐらいに見えましたが、「新品に交換」という判断を上司に尋ねることなく決定しており、店員がどこまでの裁量をもっているのか興味が湧きました。
店員はいわゆる正規社員には見えません。
いったい、これだけの若くて優秀な店員に肉体労働+知的労働を課して、いったいいくらの報酬を支払っているのだろうかとさらに興味が湧きました。
アップルが時価総額世界一の企業に成長した一因を感じる一日でした。
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