弁護士の出張
先日、岐阜の裁判所まで出張してきました。
よく、「弁護士さんは出張とかあるんですか?」と聞かれます。そんなときは、「(横浜からだと)東京地裁に行くのもちょっとした出張ですよ。」なんて冗談を言ったりしているのですが、実は、本格的な出張もあるのです。長時間の移動はつらいですが、最近はiPadの導入により、移動時間もメールチェックや書面の作成等に充てることができるようになりました。
出張に関連しますが、どこの裁判所で訴訟をするか、というのは意外と重要です。遠方の裁判所に行くのは手間暇がかかりますから、できれば近い裁判所で訴訟をしたいですよね。
よく、契約書の末尾に、「当事者間で本契約について紛争が生じたときは、東京地方裁判所を第1審の管轄裁判所とする。」というような条項が入ってますね。これは、契約当事者のうち力関係の強い方が、遠方の裁判所で訴訟をすることを避ける目的で入れることが多いです(定型書式を用い、意味もなく入れている場合も多いですが。)。
司法試験や司法研修所では、「どの裁判所に訴訟を提起するか。」というような問題はまず出ないので勉強しませんが、弁護士になって相談を受けたり、訴訟を起こす際に、最初に直面するのが、「管轄裁判所はどこだ?」ということです。管轄って、非常に重要なんです。
当事務所は「トータル・リーガル・サービス」を提供しています。「管轄違い」とは申し上げません。
(アソ弁)
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