不動産の"ケッサイ"
こんにちは、三谷です。
今月はいくつも不動産決済が重なっています。
「決済」って何だろうと疑問に思う方もいらっしゃるでしょうが、要するに不動産売買の契約後、買主は代金を支払い、これと引き換えに売主は登記名義の移転変更に必要な書類を渡すというものです。
あっ、もちろん私が不動産を買ったり売ったりしたわけではありません。クライアントの代理や、破産会社の管財人という立場です。
通常司法書士にも立ち会ってもらいますが、その他に、買主が銀行ローンを組んで支払いをする場合には、同時に融資、担保の設定登記をしなければなりませんし、売主が物件に担保を設定していた場合には代金から支払いをして登記の抹消書類をもらわなければなりません。
こうやってどんどん当事者が増えていきます。
弁護士としても、この決済という儀式はちょっと緊張したりもします。
単純に動く金額が大きいことと、ぬかりがあると遅延損害金やら違約金やらも大きくなってしまうことがその原因でしょうか。
弁護士は心配性な位がちょうどいいということもあるのです。
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