不動産のちょっとイレギュラーな”ケッサイ”
先日、ボスが不動産の決済について書いておりましたが、私も決済に立ち会ってきました。
ただ、ちょっとイレギュラーだったのは、不動産の売買契約には直接関係ない人の代理人として立ち会ったこと。
今回の売買契約の対象となったのは、調停離婚した夫婦が住んでいた借地権付きの建物。「家の売却代金の中から●●万円を財産分与として支払う」というような条件で離婚していたので、その●●万円を確実に回収するために、不動産業者さんの協力を得て、決済に立ち会わせてもらったのです。そんなわけで登場人物が多数いました。地主さん、買い主さん、購入代金を買い主さんに融資した銀行の担当者、売り主さん(3人)、司法書士さん、不動産業者さん、私等々。
かなりの金額を回収しなければならずハラハラしましたが、無事回収に成功しました。
今回の件については、確実に回収できるよう事前に根回しをした上で、調停を成立させたことは言うまでもありません。
財産のないところから回収してくれと言われてもできませんが、財産があるところからいかに確実に回収するかが弁護士の腕の見せ所です。
(アソ弁)
【顧問弁護士ネット 横浜市 顧問弁護士】
横浜の弁護士 離婚 相続 交通事故は三谷総合法律事務所