先日、裁判所からの返りのバスの車内放送で、タイトルに書いた標語が流れていました。何のキャンペーンの標語なのかは聞き逃してしまいましたが、自転車も車なんだから、自覚を持って安全運転しようね、ということなんだと思います。上手いこと言いますよね。
さて、先日、神戸地裁が、自転車で女性に衝突して怪我を負わせた少年（事故当時小学５年生）の母親に約９５００万円の損害賠償を命じる判決を下したという報道がありました。なぜ、少年の母親が責任を負わなければならないのかについては省略しますが、９５００万円といったらすごい金額ですよね。破産してもおかしくない金額です。
以前にも、自転車の危険性、自転車の保険加入の必要性について書きましたが、保険加入率は１０パーセントにも満たないのだとか。
誰でも気軽に乗ることができる自転車ですが、その危険性について自覚することが必要です。運転技術を身につけ、自分の体に合った、よく整備された自転車に乗り、交通ルールを守ることはもちろん、万が一に備えて保険に入るべきだと思います（年額５０００円程度の保険料で、１億円まで保障されるものもあります。）。
自転車にも強制保険、という時代が来るかもしれませんね。
（兄弟子）
