最近、
Facebook でお友達が紹介している本をよく買うようになりました。
「よく売れている」という世間の評判よりも、「この人が役に立った(あるいは感動した)と言っている」というあの人の評判の方が、よっぽど確率が高いものですね。
この本はタイトルからはわかりにくいのですが、安直な
自己啓発本ではなく、
フロイト、
ユングと並ぶ心理学の三大巨頭の一人、
アドラーの思想を物語形式にまとめたもの。わかりやすい哲学書ということになります。
かつて流行ったゴルデルの「
ソフィーの世界」を思い出しますね。
・すべての悩みは対人関係の悩みである
・自慢をする人は劣等感を感じている
・ほめる、という行為には上から目線(縦の関係)が含まれている
(一方「ありがとう」は横の関係にある)
・親子、上司部下すべてにおいて、自分と他人は「同じではないけれど対等」
・自己への執着を他者への関心に
・「いま、ここ」だけを真剣に生きる
なにか引っかかる言葉があれば、是非読んでみてください。