試される尋問
昨日,離婚訴訟の本人尋問のため札幌家裁へ行ってきました。
ちらちらと雪が舞っていました。
一昨日まで雪まつりをやっていたそうです。
夫婦のこと,親子のことは難しいですね。
法律や裁判を通して何をどこまでできるのか,いつも考えさせられます。
そして,尋問技術ももっと磨かなくてはと痛感。
昨日は補充尋問が多かった気がします。
尋問は,おおむね
主尋問(私からの質問)
→反対尋問(相手の弁護士からの質問)
→再主尋問(再び私からの質問)
→補充尋問(裁判官からの質問)
という順番で進みます。
補充尋問が多いということは,裁判官が争点の判断にとって必要・重要だと考えている箇所を
主尋問,反対尋問,再主尋問のなかで弁護士が十分に質問できていなかったことを意味します。
(なかには訓戒のためにたくさん質問する裁判官もいるのですべてではないですが。)
争点を意識して,必要な箇所を,ピンポイントでつけるようにしなくては。
(新弟子)