今回は、労働者災害補償保険法、労働安全衛生法、派遣業法の研究をしました。労働法関連においても、ここまでの法律を研究している弁護士は珍しいのではないでしょうか。 他事務所で修習中の修習生の参加もあり、弁護士が集まって研鑽を重ねる姿を見て、刺激を受けたようでした。
特に、危険な作業を行う職場においては、労災発生とは隣り合わせ。安全対策を怠っていた事業者には、懲役、罰金等の刑事罰に加え、行政処分が科される場合もあります。労災に遭った労働者だけではなく、事業者にとっても死活問題なので十分な備えが必要です。
また、派遣労働は、派遣会社が派遣先の会社に労働者を派遣するというように法律関係が複雑であるため、三者間でのトラブルも多いようです。
次回からは倒産関連法の研究を行います。