本日は5件の新規案件を検討しました。
弊所は中小企業から顧問契約をいただき、経営のお手伝いをさせていただく業務が中心ですが、その周辺のスポット案件も広く取り扱っております。
今日は
・公正証書の作成
・交通事故の示談
・企業の破産
・土地売買のトラブル
などの案件を検討しました。
本日は5件の新規案件を検討しました。
弊所は中小企業から顧問契約をいただき、経営のお手伝いをさせていただく業務が中心ですが、その周辺のスポット案件も広く取り扱っております。
今日は
・公正証書の作成
・交通事故の示談
・企業の破産
・土地売買のトラブル
などの案件を検討しました。
交渉を究め、交渉を科学するバトナ研究会。
本日も充実の研究ができたと思います。
【バトナの見つけ方】
依頼者に勝ち目がないと思える事案で、どのように依頼者に理解していただくか。
・まずは契約書をよく読む
・契約書のタイトルと、実態が異なる場合がある
(タイトルは業務委託契約書だが、書かれている内容は転貸借契約)
→転貸借を前提とした交渉の余地が出る可能性に気づける
【役員や従業員が退職、独立した場合の法律問題】
・競業避止義務
→法律上(取締役)か、契約上か?
→範囲、業種、期間、地域の縛り方により有効性に違い
・顧客情報やノウハウの持ち出し
→不正競争防止法違反
・従業員の引き抜き
→在職期間になされた準備行為は不法行為成立の可能性
→立証の困難性
自ら担当する事案以外についても真剣に検討する機会を設けることで、すべてのメンバーのレベルアップが図られていると信じています。
今回も13件もの新しくご依頼いただいた案件について方針を検討しました。
わずかな期間にこれだけのご依頼をいただけていることが大変ありがたいですね。
担当者からの事案の説明と解決方針に対して、メンバーからいろいろなアイデアが出て、よりお客様に喜んでいただける方法がブラッシュアップされます。
あらためて、この取組を始めて良かったと思いますし、弁護士の人数が増えた強みを感じます。
いつもこの取組に協力してくれるメンバーにも感謝ですね。
交渉を究め、交渉を科学するバトナ研究会。
交渉の基本は「バトナ」
バトナとは、交渉が決裂したときに本当に困るのはどちらなのか、ということです。
単純な民事事件であれば、法律上の請求権と証拠から、裁判所はどのような判決を出すかを予想することでバトナの有無と強弱が判断できます。
しかし、刑事事件の示談となると、民事上の損害賠償請求権だけでなく、刑事事件の帰趨、刑罰を受けることでの被告人に与える影響もふまえてバトナの有無を考えなければならなくなるので、影響要素が複雑になります。
そんな場合も、バトナの整理が大切。
そんなことを教えてくれる本日のバトナ研究会でした。
本日も、9件の新規にご依頼いただいた案件につき、メンバーの知恵を集めて最善の解決を検討しました。
毎回、たくさんのお仕事をいただけていることに感謝ですね。
本日の学びは2つ。
1つはやはり、お客様のご希望はお客様の知識の中から出てきているということ。
お客様のご希望を聞くのは当然のこととして、法律の専門家として、お客様が気づいていない未来を提示して差し上げられるようになると、専門家としてだけでなく、コンサルタントとして多くの感謝をいただけるようになります。
そのためには、相談をいただいている方の人生や、経営者の会社の未来に興味を持ち、そのために自分ができることは何かを考える癖をつけることが大切です。特に、他人に興味を持つことが、原点ですね。
2つめは、依頼者や相手方の説得の仕方。
お互いが、自分の見える景色で主張をしていますので、自分の意見を通そうと思えば、言うことを聞いてもらえないと困るような相手に不都合な景色を見せてあげなければなりません。
私たちが交渉をしていく上で大切にしている「バトナ」がこれに当たるのですが、上手な交渉を進めるには、いかにバトナを見つけ、そしていかに上手にバトナを伝えるか。これに尽きる!と言ってもいいと思います。
交渉を究め、交渉を科学するバトナ研究会。
☆お客様の望んでいること
①お客様自身が自覚し、説明できる希望
②お客様自身は自覚していなかったり、説明できないけど弁護士が提案できる未来
☆私たちができること
A私たちが法律の力を使って解決、実現できる未来
B私たちでは実現できないけど、別の専門家をご紹介することで実現できる未来
C今の私たちではお手伝いできないこと
この整理が素早く、正確にできるようになると、
・お客様に喜んでいただける
・弁護士も効率的に仕事を進められる
ということが起きます。
そんなことを感じる本日のバトナ研究会でした。
本日は、6件の新しくご依頼いただいた案件について方針を協議決定しました!
毎月2回のペースで開催していますが、いかにたくさんお客様からご依頼いただいているかを肌で感じることができ、信頼して任せていただけるお客様に感謝です。
弁護士という法律の専門家からみた「良い解決」と、お客様からみた「良い解決」は必ずしも一緒ではありません。
・少しでも多く払ってもらう、少しでも少ない支払いで済ます
・できるだけ早く解決する
・相手方と気持ちよい関係を続けられる
・前向きな気持ちになる
良い弁護士は、いろんな良い解決を知っていると思います。
交渉を究め、交渉を科学するバトナ研究会。
今回は、
・古い交換契約が履行されていない工場用地の登記名義の移転の方法
・お客様にお客様の思いとは違う形の最善の解決を伝えるコミュニケーション
などを研究しました。
毎回同じ繰り返しですが、交渉の仕方を考える前に、法律上の構成を考え、証拠を集めて裁判に勝てるかどうかを見極めることが第一です。
その上で、相手方に対しても、裁判所に対しても、お客様に対してもよりよく伝わる最良のコミュニケーションをすることでスピード決着に導くことができます。
本日も充実した時間を過ごさせていただきました。