修習生来る！

今年も修習生がやってきました。 私が入所してから３人目。毎回、事務所では、「今年はどんな修習生が来るのだろう？」とワクワクしながら待っています。 従来、修習生は国から給与をもらっていました。しかし、今回の修習生からは給与が廃止され、希望者に対して貸与されることに・・・なるはずでしたが、多くの人たちが活動した結果、とりあえず今回に限り給与制が維持されることになりました。 なぜ税金で修習生に給与を支払わなければならないのか？との素朴な疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、我々弁護士は、毎月弁護士会費や日弁連に会費を支払い、その支払った会費が無料法律相談や中高生等に対する法教育、弁護士過疎地に事務所を設立する等の様々な経費に使われたり、それ以外にも、弁護士は多くの公益活動に手弁当で参加したりもしております。もちろん、これらは弁護士の使命として行っているのであり、修習時代に給与をもらったこととは関係ありませんが、気持ちとしては、「国民に恩返しをしなければ。」というのもあります（ちょっと大袈裟ですが）。その結果、国民の皆さんは間接的かもしれませんが、何らかの恩恵を受けているはずです。 このように、法律家を育てることは国民の利益になることですから、是非とも給与制の維持にご理解をいただきたいと思います。 さて、当事務所にやってきたＫ君。２ヶ月と短い間ですが、多くのことを学んでいってください。 私も、常に見られているということを意識して、気を引き締めていきたいと思っております。 （アソ弁） 【顧問弁護士ネット　横浜市　顧問弁護士】 横浜市の弁護士　離婚　相続　交通事故は三谷総合法律事務所（法律相談随時）