勝負所を見抜く
三谷先生の記事の途中ですが、失礼します。
私は野球を見るのが好きなのですが、特に甲子園が好きで、現・日本ハムの斉藤投手の試合をテレビに釘付けになってみていた記憶があります。
斉藤投手は現在オープン戦とはいえ結果を残しています。彼の凄いところは投げる球が凄いとかいうよりも、勝負所をつかみ、そこでベストなピッチングができるところにあると感じています。
ここで法律の話にやや無理矢理ですがつなげます。
法律家も勝負所を見抜く力が非常に重要になってくる職種であると思います。法律家の場合の勝負所をつかむというのは、事件の争点をつかみ、適切な主張を構成し、また、事件の適切な解決方法を考えることができるということになるのでしょうか。
裁判修習・弁護修習(特に弁護修習)を通じて、よい先生方に私は恵まれていますので、勝負所を見抜く先生方のお仕事を間近で見ています。見ることを通じて少しでもその力を盗んでいければよいなあと思います。まあ修習生のレベルではなかなか難しい話だと思いますが。
他方で、三谷先生の記事にもあったとおり、依頼者の方に満足していだだけるサービスが何かというのも弁護士志望の私にとっては考えなければいけない宿題です(難しい話です)。
これからは弁護士が増えていく時代ですから、求められるものも高くなっていきます。プレッシャーも感じますが、これを楽しめるくらいになれないといけないのでしょう。
なお、本日は弁護士の先生方との判例研究会が予定されています。私が発表者なので緊張しています。
先生方の思考を間近でみることのできる良い機会として今後に生かしていきたいです。
修習生K