最近、すっかりビジネス関連書ばかりを読み漁るようになり、文芸書を読まなくなってしまいました。しばらくはご容赦ください・・・
本書は、顧問先の素晴らしい経営者からおすすめいただいた1冊。
実話をベースにしたフィクションで旧態依然とした上場会社が経営危機から立ち直る軌跡・奇跡を描いている。
自分はいつも
盛和塾で稲盛経営哲学を学んでいるけど、結局経営の王道は誰に語らせても共通しているんだなぁと再確認。大きな組織ほど、数字を
見える化して、失敗の責任の所在を明確にする必要がありますね。
もう一つ響いたのは、文中の以下の会話。
「この新商品の顧客に与える経済メリットを説明してくれますか」
「新商品は部品性能が3割良くなって・・・・・」
「私が聞いているのは性能ではありません。お客様の得る経済的利益ですよ」
ここにすごく大きなヒントが!
知らず知らずに自分たちが何が出来るかを説明しちゃって、お客様が何を望んでいるかを忘れちゃいがちなんですよね。
自分たちの仕事にもしっかり生かしちゃいます!