台風が次々と去り、早朝の肌寒さで目が覚める日が多くなりました。もうそこまで秋が近づいているのですね~。こんにちは。藤沢支店の事務局OTOです。
さて、皆様は『横浜市歌』をご存じでしょうか?浜っ子であれば誰しもが歌える『横浜市歌』本当に素敵な歌ですよね。
私が初めて、この『横浜市歌』を聴いたのは、娘の小学校の入学式でした。横浜市に市歌があることにもビックリでしたが、作詞がなんとあの有名な森鴎外!
横浜市の「はまなび」によると、1909年(明治42年)7月1日に行われた、横浜の開港50周年記念祝祭にて披露されて以来、市民に歌い継がれているそうです。
旋律も明治時代を感じさせてくれますが、歌詞が100年前の横浜の港がいかに賑わっていたかが想像できます。
わが日の本は島国よ (わがひのもとはしまぐによ)
朝日かがよう海に (あさひかがよううみに)
連りそばだつ島々なれば (つらなりそばだつしまじまなれば)
あらゆる国より舟こそ通え (あらゆるくによりふねこそかよえ)
されば港の数多かれど (さればみなとのかずおおかれど)
この横浜にまさるあらめや (このよこはまにまさるあらめや)
むかし思えば とま屋の煙 (むかしおもえばとまやのけむり)
ちらりほらりと立てりしところ (ちらりほらりとたてりしところ)
今はもも舟もも千舟 (いまはももふねももちふね)
泊るところぞ見よや (とまるところぞみよや)
果なく栄えて行くらんみ代を (はてなくさかえてゆくらんみよを)
飾る宝も入りくる港 (かざるたからもいりくるみなと)
(現代語訳)わが国日本は島国です。朝日が輝く海に、連なりそびえる島々なので、あらゆる国から船が通ってくるのです。それだからこそ、港の数は多いのですが、この横浜に勝る港はないでしょう。昔を思えば、この横浜は、粗末な家から炊事の煙がちらほらと立つ寂しいところでした。しかし、ご覧なさい、今や多くの船が停泊する活気ある港となりました。この果てしなく栄えてゆく世を彩る文物が、今日も横浜港から入ってきます。[現代語訳はWikipediaより抜粋]
いかがでしたでしょうか?この歌詞で美しい港町横浜が想像できたのではないでしょうか?
ちなみに横浜市営地下鉄では電車が到着する際、このメロディーが流れ電車が来るのを知らせてくれます。先日も70代の男性がメロディーとともに口ずさんでおり、ほほえましく思いました。浜っ子なら小さな子供から、ご年配の方まで歌える『横浜市歌』。本当に素晴らしいです!
さぁ、私たち未来創造弁護士法人も『未来創造弁護士法人歌』を作って歌いますか!
(事務局OTO)