交渉を究め、交渉を科学するバトナ研究会。
交渉の基本は「バトナ」
バトナとは、交渉が決裂したときに本当に困るのはどちらなのか、ということです。
単純な民事事件であれば、法律上の請求権と証拠から、裁判所はどのような判決を出すかを予想することでバトナの有無と強弱が判断できます。
しかし、刑事事件の示談となると、民事上の損害賠償請求権だけでなく、刑事事件の帰趨、刑罰を受けることでの被告人に与える影響もふまえてバトナの有無を考えなければならなくなるので、影響要素が複雑になります。
そんな場合も、バトナの整理が大切。
そんなことを教えてくれる本日のバトナ研究会でした。