皆様、良い弁護士を見つけて下さい。
その弁護士は、法廷に、毎回きっちり5分遅刻してきます。
主張書面や証拠の提出は、1週間前までにしなければならないのに、必ず前日の夜か当日の提出です。
次回までにやるべきことを裁判所で確認しているにもかかわらず、それを守らず、「それでは、今度こそ次回までに準備して下さい」の繰り返し。
そんな弁護士に、皆さんは依頼したいですか?
しかし、依頼者は、毎回弁護士と一緒に法廷に行くわけでもないし、裁判手続のことは詳しく知りませんから、自分の依頼した弁護士がこのような訴訟活動をしていることを知りません。また、必ずしも、いい加減な弁護士が判決で負けるわけではありません。事件の内容というものがありますから、どんな弁護士がやっても負けるときは負ける、勝つときは勝つということが多いのです。
それでも、当然するべきことをしない弁護士は、依頼者の利益を損なっています。
勝つか負けるか微妙な事案では、弁護士の訴訟活動が勝敗を分けることもあるでしょうし、何より、手際の悪い弁護士は、解決までに多大な時間がかかります。
裁判に時間がかかるというのは事実ですが、それでも双方の弁護士の努力によって短縮は図れます。
迅速な処理をすること、依頼者の最大限の利益を図ること。常日頃、私が肝に銘じていることです。