未来創造弁護士法人 Blog

東京と横浜にある法律事務所で日々奮闘する弁護士と事務局が、気の向いたときや機嫌のいいときに更新する事務所日記です。

【未来創造弁護士法人 3つのモットー】

1 依頼しなくてもOK 気軽に相談していただけます!
2 スピードは価値 早期解決を最優先します!
3 お客様の希望をじっくり聞きます!専門家の意見をしっかり伝えます!


AIによる業務効率化とDX支援

こんにちは。代表三谷です。
未来創造弁護士法人法人では積極的にDXを推進し、あらゆる業務で業務効率化とDX支援が進んで来ているように感じています。

顧問先企業からの契約書チェックを例に取ると、契約書支援AIソフトを導入したことにより、「大幅な時間短縮と抜け漏れを防ぐ」という成果に繋がりました。もちろん、クライアントのニーズを正しく汲み取り、それぞれの企業にフィットした契約書にしなければいけません。最終的判断、精査には、弁護士の知見が必要であり、腕の見せ所となります。「AI×弁護士」により、最適でスピーディな契約書チェック・契約書作成が可能となったので、お客様に大変喜んでいただいています。

次に、事務局側での業務として急速にデジタル化が進んでいるのが、AIによる受付業務です。
契約先企業の福利厚生として導入いただいている、従業員様の無料法律相談サービス『Law Room』では、コミュニケーションアプリLINEを活用し、AIでの法律相談予約を受け付けています。相談者が『相談予約』をクリックするだけで、AIが質問形式で誘導し、「相談内容・現在の状況・相談手段・希望日時」までの質問事項を対応してくれます。

あとは担当事務が弁護士との相談日時を調整し、受付完了です。受付はAIで、弁護士との相談もオンラインで、すべてがオンラインで対応できるということは、業務効率化を実現し、お客様にとってもメリットとなり、Win-Winでしかないように感じています。

これらはほんの一例ですが、未来創造弁護士法人では今後もDX推進し、お客様へもDXを支援していきたいと考えています。

f:id:mirai-law:20220210165948j:plain

 

DX推進について

わが国の法曹界では、未だアナログ文化が根強く残っており、裁判所や相手方弁護士への書面提出もFAXや郵送での紙ベースのやり取りが慣行となっています。
裁判期日や調停なども、まだまだ対面で執り行われることが多く、デジタル化が遅々として進まない状態です。

官庁の対応がアナログのままなので、法律事務所も裁判所に合わせた対応が求められ、業務効率化が進まない要因となっています。
しかし、クライアントによっては、DX化が進んでいる企業も多く、資料関連はデータでのやりとり、クラウドサインの活用、オンラインでの打合せ、連絡手段もメールやチャット機能でのやり取りが主流となっています。

先日、法相の諮問機関である法制審議会の部会が「司法のデジタル化に向けた民事訴訟改正法の要綱案をまとめた。」という発表がありました。

裁判所もコロナ禍が後押しとなり、今年からIT化に本腰を入れ始め、専門部署を発足しています。 今後の発展に期待をしつつ、遅れている法曹界に合わせた対応ではなく、私たちのお客様へスピーディーに対応できることを最優先に考え、DXにおいて業界の先駆けとなるような法律事務所を目指します。

未来創造弁護士法人では、DX支援による売上向上と付加価値を高めること、弁護士及び従業員一人当たりの業務生産性を上げることを、DX達成状況にかかる指標といたします。


未来創造弁護士法人
代表弁護士 三谷 淳

 

 

f:id:mirai-law:20220210165948j:plain



第111回 未来創造会議 営業の極意

本日の未来創造会議は、私の大好きな営業の極意の動画をみんなで視聴しました。

未来創造手帳の16項目目にこのような記載があります。

 

営業と聞くと、サービスを無理に売り込むことだと感じて苦手意識を持つ人がいますが、そうではありません。

営業とは、お客様の【問題解決】と【願望実現】のお手伝いを自分たちが扱っている商材・サービスを使って行うことができないかを聞き出し、伝えることです。

私たちの扱っているサービスは「法律」「契約」「経営アドバイス」などですから、その知識やノウハウを使って解決できる「お客様の抱える問題」や「実現したい願望」を聞き出すことで、いきなりお客様の前で自社のサービスについてしゃべり出すのは間違いです。

No Needs, No Presentation (ニーズがないところで自社のサービスを語ってはいけない)という言葉通り、成績のいい営業マンは、例外なく売り込みが上手なのではなく、お客様の願望や抱えている問題を聞き出すのが上手なのです。

 

まさに、このことを復習する学びでした。

第12回 方針検討会 [Monju]

ご依頼を受けた案件の方針を複数の弁護士で検討するMonjuは、当事務所の大きな強みとして定着しています。

 

本日も、合計11件の新規受任案件について方針の確認や検討を行いました。

この取組を始めて半年がたちますが、自分の担当する案件だけでなく、仲間の担当する案件についてまで常にベストの解決方針を考えるくせがついたので、チーム力も個々の力も以前とは格段にアップしているのではないかという手応えがあります。

やっぱり、三人寄れば文殊の知恵、ですね。

 

f:id:mirai-law:20210302064139p:plain

第12回 バトナ研究会

前回に引き続き、本日も初回相談におけるニーズのとらえ方について研究を進めました。

たとえば、
「妻の浪費が激しく、生活費のために多額の借金を作ってしまいました。住宅ローンも、サラ金のローンも、自動車ローンもかかえています。もう限界なので離婚したいです。ほんの少しだけ貯金があるので、これは半分もらいたいです。」
というご相談に対して、

【A】なんとか、貯金の半分は確保しましょう
という方針を立てるか、
【B】離婚に際して、プラスの財産だけでなく、マイナスの財産、つまり借金(負債)もお互いが半分負担するよう交渉しましょう
という方針を立てるか、
【C】破産(あるいは民事再生)手続をとることで、借金をすべて解消することができます。そこから新たな生活を始めましょう
という方針を立てるか。

法律の専門家でない相談者は、【A】の依頼しかされません。
相談者の未来のために、どのような提案ができるかが腕の見せ所です。

 

f:id:mirai-law:20210313224108p:plain

第108回 未来創造会議 未来創造システム改修プロジェクト

こんにちは。代表弁護士の三谷です。

未来創造弁護士法人では、数年前より独自のシステムを構築し、
・顧客ごと、案件ごと、分野ごと、弁護士ごとなどの時間あたり採算の見える化
・TODO管理
・案件の方針、進捗状態の共有
がすべて管理できるようにしています。

とはいえ、段階的に機能を追加することにより複雑なシステムになってしまったので、より直感的に理解しやすいシステムにするためにはどうすればいいかのアイデア出しをしました。

ずいぶんとお金と時間を使っていますが、
・年次の若い弁護士が、システムを入力することで自然に仕事のやり方を体感し、覚えて成長する教育システムになっていること

・だれがどのくらいチームに貢献できているかを公平に見られること

・チーム目標に対する進捗を確認し、予実の精度が高まること

など大きな恩恵、貢献があります。
さらに進化する未来創造システムが楽しみです。

 

本日のフィロソフィ輪読感想は9項目
20 素直な心を持つ
21 謙虚にして驕らず
22 感謝の気持ちを持つ
23 常に明るく
24 すべてを自責で考える
25 仕事を好きになる
26 動機善なりや、私心なかりしか
27 両極端をあわせもつ
28 有意注意で判断力を磨く

第11回 バトナ研究会

本日は、「初回法律相談の理想型」について研究しました。

弁護士が初めてお客様(相談者)と会ってお話しをうかがう場合、どんなことを考えて、どんな質問をしたり、どんなことを伝えるのがいいのかということで、弁護士にとっては1年目から引退まで関わる永遠のテーマといえるかもしれません。

上手に相談ができる弁護士というのは、相談者が話してくださる顕在化したニーズだけでなく、「実は、こんなことも解決できたら良くないですか?」「こんな方法もありますよ」みたいな相談者ご自身も気づいていない潜在的なニーズを聞き出せるものです。

そして、交渉や裁判をしたときに相手からはどんな主張が出てくるかを予想して、その反論のための準備をすることがまさにバトナ作りになります。

未来創造弁護士法人では、いつでも、どの弁護士でも理想型の法律相談をお受けできるよう、メンバーで日々研究を行っています。

f:id:mirai-law:20210313224108p:plain

第11回 方針検討会 [Monju]

新サービスの【ロー・ルーム】もリリースし、多彩なご相談を頂くようになりました。

 

本日は、離婚、相続、交通事故、刑事事件など幅広く、全部で11件の新規案件について検討させていただきました。

 

 

f:id:mirai-law:20210302064139p:plain

 

第10回 バトナ研究会

最短で、最良の話し合いによる解決を探求するバトナ研究会。

本日は、元取締役の競業避止義務について研究しました。

 

・そもそも、競業避止を定めた契約は有効なのか。期間、エリア、対象業務の面で広範な避止義務として無効にならないか
・当該元役員の他、新たに雇用した会社が責任を負う場合があるか
・責任を負う場合の損害とは何か

など、法律上の争点について5名の弁護士で意見交換しました。

 

テレビの法律番組ではありませんが、すべての観点について弁護士の意見が一致しないこともあります。

意見が一致しないこともふまえて、どう交渉を進めていくかが弁護士の腕の見せ所ですね。裁判で長い時間をかける解決はつくづく誰のためにもならないと感じます。

すべての当事者がその意識を持って、冷静に、迅速にトラブルを解決できるよう、尽力します。

 

f:id:mirai-law:20210313224108p:plain

 

第10回 方針検討会 [Monju]

本件も、新規案件6件について、メンバーでベストの方針を検討しました。

弊事務所は企業の経営サポート案件が中心ですが、
離婚、相続、交通事故、刑事事件なども取り扱っております。

今日も多彩な案件をいただいていることを実感することができ、皆様に感謝です。

 

f:id:mirai-law:20210302064139p:plain