「インターセックス」 帚木蓬生 (集英社) ★★★★★
帚木蓬生の小説は、これまで十数冊読んだと思いますが、現役のお医者さんだけあって、医療もののほとんどはかなりハイレベルで、医療ものではないものは、ほとんどが期待はずれでした。
そして、この新作は医療もの。期待に違わず、最後まで一気に読ませる力作でした。
インターセックス(半陰陽)
身体的特徴から完全に男児であるとも女児であるとも判別しづらい身体。2000人に1人の割合で生まれるといわれる。かつては手術により、男女どちらかに近づけようとされていたが、昨今は、あるがまま育てるという方針が確立されつつあるという。
こんなことをテーマにしたミステリー。久々の★5つ。お奨めです。
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