被疑者国選
事務所全体でダイエット熱が高まっていますが、私といえば、ボスの残したおかずやご飯を無理矢理(喜んで?)食べているため、現状維持がやっとです(ダイエットの必要もないですが。笑)。
さて、最近、被疑者国選制度の対象となる被疑者の弁護を担当しました。
被疑者国選制度というのは、被疑者(起訴される前)の段階において、弁護士に依頼する資力のない人に対して国の費用で弁護士が選任されるという制度です。
今回の被疑者は知的障害のある方でした。私には知的障害についての知識が全くありませんでしたが、文献にあたったり、福祉関係の方々のご協力を得ながら弁護活動を行いました。
事案としては、被害者の誤解の可能性もありましたので、目撃者等から話を聴き、犯罪が成立しないことを主張しつつ、福祉関係の方々に今後の受け入れ施設を見つけていただくという二本立てで活動した結果、不起訴処分となりました。
言葉ではお礼を言われませんでしたが、なんとなく「感謝してくれているんだな。」ということが伝わってきたので、休日返上で一生懸命活動した甲斐がありました。
わずかな期間でしたが福祉関係の方々のお仕事の一端を垣間見ることができ、貴重な経験となりました。
(アソ弁)
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