初めての保全

初めてシリーズの第3弾は、「保全」です。 保全とは、簡単に言うと、裁判に勝って「わ～い」と喜んだのも束の間、執行しようと思ったら対象がなくなっていた、というような空振りを防ぐ手続です。今回の保全は、ボスも書いていたとおり、遺骨の返還請求権を確保するために行いました。 まず、申立て。保全で遺骨が対象となるのは珍しく、文献をあたってみてもよく分かりません。保全はとにかくスピードが求められるので、グズグズしている暇はありません。そこでボスに相談したところ、「一生懸命やれば熱意が裁判所に伝わるはず。思った通りやってみな。」との有り難いアドバイス。このアドバイスに勇気づけられ、申立て。 事務局の力も借りて、皆でバタバタ走り回った結果、保全決定が出ました。すぐに執行官と打ち合わせを行い、いざ執行に赴くと・・・。無事に遺骨を発見し、執行官の管理下に置くことができました。 チームワークの大切さが身にしみた、貴重な体験でした。 （イソ弁） 横浜市の弁護士　離婚　相続　交通事故は三谷総合法律事務所（法律相談随時）