「科学的とはどういう意味か」 森博嗣 (幻冬舎文庫) ★★★★
Facebook上で知人が著者のことを「無条件に天才と呼べる唯一の人物」と評していたので、興味が湧いて早速購入。
いわゆる文系人間に、「科学を遠ざけると損をしますよ」と教えてくれる良著でした。
(そして、改めて自分が文系の中で「理系より」であることを確認しました。)
たくさん線を引きつつ、頷きながらあっという間に完読しましたが、私が何を書いてもうまく伝わらないし、一部を引用するのもヤボなので、是非皆さん読んでみてください。
これと同じように、「政治を遠ざけると損をしますよ」「人口が減っているのに制度を変えないと大変なことになりますよ。」という啓蒙書をどなたか書いてくださらないかしら。