待ち時間に本屋でふと手にとって買ってしまった1冊。
ここで紹介するほどの内容でもないのだけど、弁護士が書いているので、なるほどなと思わせる一面も。
やはり、弁護士からは他の弁護士の仕事ぶりや評判がある程度分かるけど、これから弁護士を探したいという相談者からみると、なかなか良い弁護士の探し方って分からないですよね。
そんな中、冒頭に書いてあったこの言葉は説得力があります。
「最大限の努力をし、訴訟には常に勝ち、しかも格安。こんな弁護士はおりません」
弁護士も生活がある以上、かけた時間に応じた報酬はもらわなければなりませんからね。
その他にも
「先生の専門分野は何ですか」とよく聞かれるが答えにくい
→日本の弁護士は、ごく一部の事務所を除いて、そこまで専門化が進んでいない
のっけから情緒的なことをいうと思われるかも知れないが、依頼者にとって何より大事なのは弁護士との相性である
→実はその通りだと思います。お互いの信頼関係の上に成り立っていますからね。
消極的な意見もはっきり述べ、ダメなものはダメと言ってくれるのがよい弁護士である
→見通しが甘かったり、調子のいいことばかり言っても、結果が悪くて損するのは依頼者です。
常に「いい弁護士」であり続けたいと思っています。