「告白」 湊かなえ (双葉社) ★★★
2009年本屋大賞受賞作。
中学生が担任の娘を殺し、先生が復讐をするというちょっとあり得ない設定。その心情描写を先生側、生徒側から書いていっておしまいという、いまいちメッセージ性が希薄な点が残念。
ネット上でも賛否両論のようですね。
中学生の残虐小説としては、「バトルロワイヤル」高見広春(太田出版)がセンセーショナルでしたね(よい子は読まないでね)。
映画化もされましたが、ビートたけしがいい人役過ぎて拍子抜けでした。
よく売れる本は自分には合わないのかなぁと思って、歴代本屋大賞を検索したところ、2004年「博士の愛した数式」小川洋子、2006年「東京タワー」リリーフランキー、2008年「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎は読んでいて、どれもそれなりのヒットだったのでした。
ちょっとこの本とは、私のチャンネルが違ったようです。
横浜市の弁護士 離婚 相続 交通事故は三谷総合法律事務所(法律相談随時)